返信

何度も書いては消し・・・・消しては書いて・・・・
聞きたいこと、言いたいことを書いて・・・・
でも、うまく言葉が紡げない・・・
言葉の裏にあるその気持ちをわかって欲しい・・・
　
　
でも、そのメールを送れば、
頼りないくらい細い繋がりすら断ち切ってしまう恐怖に、
送信することすら出来ずにいる私。
　
　
　
　
真夜中、雲の切れ間から、まぁるいお月さま。
携帯のカメラで撮って、それをあの人へと送った。

　『メルありがとう。よかったら連絡ください』

電話はきっと、こない・・・・
それでも待ってしまうんだろう。
　
　
　
でもね。これが最後よ。
欲しいのは、たったひとつだけ。
中途半端な優しさはいらない。
　
　
それが出来ないなら、私のすべてを忘れてください。